注文住宅を購入したいと思ったら、費用面のシュミレーションをする必要があります。最近では簡単に費用の概算を出せるサイトがいくつも登場しており、それらを利用するだけで大体の相場を確認することができます。その結果を踏まえながらいくらくらいの家になりそうなのか、予算をオーバーしそうな時には何を削るべきなのかを考えることが大切です。
家は高額な買い物であり、特に注文住宅は高くなりますので、予算を考えることから始めるのがおすすめです。建売住宅よりも高くなるのは色々なところにこだわることができるからであり、価格には幅があります。このことを利用して、妥協しても良い部分は妥協して価格を抑えることも可能であり、その時に利用したいのがシュミレーションです。色々と条件を変えながら試していき、予算内におさまるパターンはどれなのかを考えることで、理想的な家造りが行えます。最初は全部要望を取り入れて、少しずつ外していく方法もあります。
注文住宅を購入する場合には、建物本体価格となる部分の他にも諸費用という項目があります。一般的に総工費の中に含まれるもので、総工費のおよそ5%から7%程度を考えておくと良いでしょう。総工費3,000万円の住宅であれば150万円から200万円程度が該当します。
建築する住宅の材料費や設備に関する費用などとは別に発生する料金のことを示すのが通例で、住宅ローンを借りる時に必要な手数料や印紙代、火災保険料などが含まれます。登記に関する手続きもありますので行政書士事務所に依頼する場合に必要となる手数料、不動産を購入した場合に発生する不動産取得税や固定資産税、消費税などの税金関係も必要です。引越しに関わる費用、新しい住宅で使用する家具や家電などの費用も含めることがあります。
追加工事費など何らかの突発的な出費が必要になることもあり、注文住宅を建設する場合にはある程度の余裕を持った資金計画を考えておくこと、できればすぐに用意できる現金を備えておくということも大切です。